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2007年12月09日(日) 11時28分

給食ベーコンJAS法違反、10日にも仙台の業者捜索読売新聞

 日本農林規格(JAS)の認定業者でないのに、ベーコンに勝手にJASマークをつけて、仙台市内の小中学校に納入したとして、仙台東署は、同市若林区の食肉卸売会社「精肉石川屋」(石川里美社長)をJAS法(格付け表示禁止)違反の疑いで、10日にも捜索する方針を固めた。

 JAS法では、農林水産省の登録機関から認定された業者以外は、製品の品質を保証するJASマークをつけることができない。

 調べによると、同社はこの認定を受けていないのに、今年7月、同社で加工したベーコン計約835キロにJASマークをつけて、同市内の給食センター6か所に納入した疑いが持たれている。同社がベーコンの塊を仕入れていた製造元の中にも、JASの認定を受けていない業者があり、原料についても、JAS規格品と規格外品を混ぜて使用していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071209-00000302-yom-soci