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2007年12月09日(日) 01時34分

老犬が飼い主の元へ 茨城、認知症女性温め東京新聞

 厳寒の夜に屋外で、一時行方不明になっていた茨城県東海村の認知症の女性(73)に寄り添って温めていたとみられる老犬が8日、同県ひたちなか市の飼い主の家族に引き取られた。

 この犬は6日午後、同市の公園近くで認知症の女性と一緒にいるのを発見され、保護された。ひたちなか西署は「犬が女性を温めて過ごした可能性が高い」としていた。

 同署によると、8日午後7時半ごろ、「新聞報道を見た」と家族から電話があり、黒と白のまだら模様や黒い首輪といった特徴が飼い犬と合致した。5日午後5時ごろからいなくなったという。自宅と認知症の女性がいた場所は約4キロ離れていた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007120801000620.html