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2007年12月09日(日) 01時34分

二女死亡、母と長女重体 埼玉、民家で遺書と練炭東京新聞

 8日午後7時15分ごろ、埼玉県東秩父村安戸、会社員富田智也さん(34)方の2階寝室で、妻と子ども2人が倒れているのを帰宅した富田さんが発見、119番した。

 3人は病院に運ばれたが、二女真歩ちゃん(5)の死亡が確認され、妻ひとみさん(35)と長女結衣さん(8)は意識不明の重体。寝室には布団が敷かれ、枕元に置かれた2つのしちりんで練炭が燃えていた。

 県警小川署の調べでは、隣室のこたつの上にリポート用紙1枚の遺書らしきものが置いてあった。小川署は3人が心中を図った可能性もあるとみて調べる。

 家族は4人暮らしで、富田さんはこの日、勤めに出ていた。地元消防によると、消防署員が現場に着いた時、真歩ちゃんは既に死亡していたもよう。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007120801000615.html