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2007年12月09日(日) 11時01分

伊賀市前総務部長を詐欺容疑で再逮捕 住民税名目で朝日新聞

 贈与税名目で元三重県議会議長から約530万円をだましとったとして、同県伊賀市の前総務部長長谷川正俊被告(59)=懲戒免職=が詐欺罪などで起訴された事件で、県警は9日、長谷川被告が同市内の男性(41)からも住民税として多額の現金をだましとったとして詐欺容疑で再逮捕した。

 調べでは、長谷川被告は03年6月から07年9月にかけ、男性に「代わりに住民税の納付手続きをしておいてやる」などとうそをつき、男性の自宅などで住民税名目で5回にわたり現金計約780万円をだましとった疑い。

 01〜04年まで旧上野市税務課長だった長谷川被告は、男性から同課窓口で住民税納付についての相談を受けたことをきっかけに、男性と役所外で繰り返し会い、住民税名目で金をだましとっていた。税務課長を外れたあとも、同課員らに男性への対応を自分に任せるよう言い、現金の受け取りを続けていたという。

http://www.asahi.com/national/update/1209/TKY200712090038.html