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2007年12月08日(土) 12時04分

日本基督教団東海教区の元会計担当、献金6900万円着服読売新聞

 プロテスタントの宗教法人「日本基督(キリスト)教団」東海教区(甲府市)の元会計担当の70歳代の男性信徒が、教団への献金約6900万円を着服していたことが8日、分かった。

 関係者によると、男性信徒は、静岡、山梨、長野の3県を統括する同教区の会計担当だった2003年3月から06年1月にかけて、信徒らからの献金を預け入れていた複数の金融機関の口座を自分名義などに書き換え、約6900万円を着服したという。

 男性信徒は、着服した金を担保に銀行から融資を受け、昨年秋まで自分が経営していた輸入品販売会社の運営資金に使っていたという。

 同教区は、男性信徒が着服した金の返済を始めていたことなどから、昨年開いた総会で、刑事告訴しないことを決めている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071208i104.htm?from=navr