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2007年12月08日(土) 16時01分

着服:派遣会社の事務員、受診料110万円−−近江八幡市立総合医療センター /滋賀毎日新聞

 近江八幡市立総合医療センターは7日、健診センターの委託業者の30代の女性事務員が手書きの領収証を発行し、受診料を着服したと発表した。対象は、9月3日から11月中旬に人間ドックを受けた患者約25人分で、被害総額は約110万円。同センターは近江八幡署に刑事告発する方針。
 事務員は、同センターの医療以外の業務を委託されている特別目的会社「PFI近江八幡」(SPC)が健診センター業務だけを下請けに出している会社の派遣職員。旧市民病院時代の古い領収証にセンター名や患者名、金額を手書し、本来なら会計で払う受診料を受付で着服していたという。患者が市町村に人間ドックの補助を申請した際、受領印がないため発覚した。【斎藤和夫】

12月8日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071208-00000265-mailo-l25