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2007年12月08日(土) 23時55分

幹部自衛官が酒気帯び容疑で逮捕 長崎朝日新聞

 忘年会シーズンを迎え、7日夜から8日未明にかけ、全国の警察本部は歓楽街周辺や幹線道路など約3200カ所で一斉に検問を行い、飲酒運転を取り締まった。全国の摘発者数は594人で前年比約25%減。警察庁は、取り締まり強化や法改正による厳罰化が功を奏し、運転者の意識が向上したと見ている。九州と山口・沖縄両県では計96人が摘発された。

 長崎県では8日午前0時50分ごろ、佐世保市内の検問で酒気帯び運転が発覚した海自佐世保警備隊の2等海尉、熊智也容疑者(34)が現行犯逮捕された。7日午後8時半ごろまで同僚との忘年会に出席していたという。同警備隊の江見雅博司令は「幹部自衛官がこのような不祥事を起こしてしまい、誠に遺憾。再発防止に全力で取り組む」と話した。

 山口県平生町では飲酒検知を拒否した建設作業員の男(46)が道交法違反(危険防止の措置)容疑で現行犯逮捕された。

http://www.asahi.com/national/update/1208/SEB200712080016.html