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2007年12月07日(金) 12時01分

二男の会社に30万円=自民幹事長時、政党交付金から−武部氏時事通信

 元自民党幹事長の武部勤衆院議員が、幹事長在任中だった2005年9月、二男が経営する会社に、党本部の政党交付金から「筆耕翻訳料」名目で30万円が支払われていたことが7日、分かった。
 05年分の同党政党交付金使途等報告書によると、自民党本部は同年9月30日に二男が代表取締役を務める「ライフロング」(東京都渋谷区)に「筆耕翻訳料」名目で30万円を支出していた。政党交付金は全額税金で賄われている。
 同党によると、「筆耕翻訳料」は、テープ起こしや通訳、ポスター作製費などの対価として支払われる。
 武部氏は04年9月から06年9月まで幹事長を務めた。在任時、同報告書の会計責任者の立場にあった。同氏の事務所は「詳細は分からない」と回答している。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071207-00000065-jij-pol