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2007年12月07日(金) 20時29分

東京医大でも6人が不正 認定内科医試験で東京新聞

 昭和大医学部の医師5人が診療実績を偽って受験資格を不正取得していた日本内科学会の認定内科医資格試験で、東京医大医学部(東京都新宿区)の医師6人も昨年7月の試験で同様な不正をしていたことが7日、分かった。

 医大によると、6人はいずれも内科第4講座(東京医大病院消化器内科)に所属。ほかの医師が担当した患者の診療記録を流用、自分が主治医を務めたように装った資料をそれぞれ1−10例、学会に提出していた。1人の患者を複数の医師が「主治医」として提出した例もあったという。

 学会は昨年9月、6人を合否判定から外し、3年間は受験を認めない処分を決めた。内科第4講座所属の医師全員についても、本年度は受験を受け付けなかった。医大は昨年12月、6人と教授、医局長の計8人を厳重注意処分にしていた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007120701000518.html