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2007年12月07日(金) 15時00分

「30カ月未満」で諮問の意向=米国産牛肉問題で政府時事通信

 米国産牛肉の輸入条件緩和問題で、日本政府が、「20カ月以下」としている現在の月齢制限を「30カ月未満」に緩和することを、内閣府食品安全委員会に諮問したいと米政府に伝えたことが7日、明らかになった。都内で同日まで行われた日米次官級経済対話の閉幕後、キーナム農務次官が米国大使館で記者会見し、明らかにした。
 これに対し、農務次官は月齢制限の撤廃を改めて要求し、両国の意見は平行線をたどったという。
 農務次官は会見で「(日本側は)科学を根拠とした主張ではない。われわれは不快感を持っている。もう段階的なアプローチは必要ないはずだ」と語った。ただ、「今後も対話を続けていく」とも指摘した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071207-00000097-jij-pol