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2007年12月07日(金) 12時37分

盗難PCに220人の情報 慶応大医学部が発表東京新聞

 慶応大医学部(東京都新宿区)は7日、研究室から計16台のノートパソコンが盗まれ、このうち2台に同大病院の患者152人と熊本大医学部付属病院(熊本市)の患者68人の個人情報が入っていたと発表した。

 慶応大によると、盗難があったのは、2日午前1時すぎから同7時45分ごろまでの間。患者の個人情報が入っていた2台のうち1台は同大教員の個人所有で、同大病院の患者の名前や生年月日、治療日、治療経過が入っており、指紋認証かパスワードで守られているという。

 もう1台は、熊本大大学院から来ていた共同研究員の個人所有で、熊大病院の患者の名前や生年月日、住所、病歴、既往歴などが入っており、パスワードなどで守られていないという。

 慶応大によると、研究室のある総合医科学研究棟に入るには個人認証カードが必要。エレベーターの防犯カメラには、不審人物は写っていないという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007120701000267.html