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2007年12月07日(金) 12時15分

大麻の種卸した会社を捜索 輸入元か、関税法初適用へ東京新聞

 発芽防止の熱処理をしていない大麻の種を輸入雑貨店などに卸したとして、神奈川県警薬物銃器対策課は7日までに、大麻取締法違反(栽培)ほう助容疑で雑貨店運営会社「グローバルビレッジ」(東京都目黒区)など4カ所を家宅捜索した。

 県警はグ社がオランダから大量に種を輸入していた疑いがあるとみているが、大麻取締法は種の輸入そのものは禁じていないため、熱処理を義務付けている関税法などを初適用する方針。供給ルートの全容解明を目指す。

 県警は10月、栽培すると知りながら高校生に大麻の種を売ったとして、大麻取締法違反(栽培)ほう助容疑で、雑貨店「ハーベスト」(さいたま市)の経営者卯木康介被告(28)=同罪で起訴=を逮捕。仕入れ先としてグ社などが浮上した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007120701000256.html