記事登録
2007年12月07日(金) 23時09分

健診料110万円を着服 業務委託の女性 近江八幡市立医療センター京都新聞

 滋賀県近江八幡市は7日、市立総合医療センターで人間ドックの受け付けを担当していた30代の女性が健診料約110万円を着服していた、と発表した。市と、同センターを運営する特別目的会社「PFI近江八幡」は近く法的措置を取る方針。
 PFI近江八幡や市によると、この女性は、市がPFI(民間資金活用による社会資本整備)契約しているPFI近江八幡の業務委託先の従業員。9月上旬から11月中旬にかけて、本来は会計で行う健診料の精算を自分でし、同センターの前身である旧市民病院の領収書にあて名を手書きして発行していた。
 領収印のない領収書を持った受診者が他市町の健診助成を申請し、着服が発覚。約25件、約110万円を女性従業員が不正に受け取っていたことが分かったという。
 PFI近江八幡の平山賢一取締役は「市や市民にご迷惑をかけ申し訳ない。原因の究明と再発防止策を早急に市に報告したい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071207-00000084-kyt-l25