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2007年12月04日(火) 03時00分

製薬会社報告書、台帳に記録せず=肝炎資料放置の一因に−関係者処分せず・厚労省時事通信

 薬害C型肝炎の疑いが強いリスト記載者418人の特定に結び付く資料が放置され、告知されていなかった問題で、2002年に資料を含む報告書が製薬会社から厚生労働省に提出された際、同省の文書台帳に報告書を受け取ったと記録されていなかったことが3日、分かった。
 厚労省は、記録されていなかったことが418人分の資料が長年放置された原因の一つとみている。しかし同省は「組織としての問題」などとして、記録を怠った当時の関係者の処分は行わなかった。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071203-00000192-jij-soci