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2007年12月04日(火) 16時01分

「朝青龍」に便乗か=大相撲巡業で報道陣から入場料−熊本時事通信

 4日、熊本県天草市で開催された大相撲の巡業で、主催者が報道陣に1社1万円の入場料を請求し、抗議した記者らの会場入りが1時間半余り遅れる騒ぎがあった。大相撲関連の興行主が、報道陣から入場料を徴収するのは極めて異例。
 天草巡業は前売り券の売れ行きが不調で、実行委員長の益田政昭牛深商工会議所会頭は「赤字が予想されるため、10日前の委員会で(徴収を)決めた。金額に根拠はない」と説明。朝青龍目当てに報道陣が多数集まるのを見越して発案したとみられ、各社から計19万円集めた。最も安い入場券がいす席の5000円だったのに対し、報道陣には座席も与えられなかった。観客は2700人収容の会場に1900人。
 巡業は日本相撲協会が主催者に興行権を売って開催しており、同協会巡業部で天草を担当した玉垣親方(元小結智乃花)は「主催者の意向に従ってほしい」と話していた。 

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