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2007年12月02日(日) 21時02分

増田総務相・石原都知事・東国原宮崎県知事が都市と地方の格差問題について論戦フジテレビの「報道2001」でフジTV

増田寛也総務相と、東京都の石原 慎太郎知事、宮崎県の東国原 英夫知事は2日朝、フジテレビの「報道2001」に出演し、地方法人2税の見直しや道路特定財源の問題など、都市と地方の格差問題について論戦を繰り広げた。
東国原宮崎県知事は「地方交付税をまず確保してくれと。都市部と地方で法人2税を取り合っても、地方の税収が増えた分、地方交付税を減らされてしまうんですよ。結局、地方にとって得策にならない」と述べた。
石原都知事は「(余った分を回してくれと?)余ってませんよ。昼間人口が300万人、毎日増えている。他県からやってくるその人たちに、仕事のために必要なライフライン、電気も水もセキュリティもアクセスも全部こちらが担保している。そういう行政需要は、べらぼうなものだ」と述べた。
増田総務相は「今の5%という税率は変えずに、地方の配分を大きくしていくと。ただそれだけだと国税が減ってしまいますから、それを法人2税を国税に返すことによって、いわゆる税源交換ですね」と述べた。
都市と地方の格差是正について、3者それぞれの立場から議論が交わされたが、道路特定財源の一般財源化や暫定税率の問題については、石原知事、東国原知事が道路整備の必要性を訴えたのに対し、増田総務相は「一般財源化の閣議決定はそのまま守るべき」とあらためて述べている。
highlow highlow 2007/12/02 21:02

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00122928.html