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2007年12月02日(日) 12時05分

全国1位と3位のプリンを味わう 北海道旭川市ツカサネット新聞

先日、タレント川島なお美さんとパティシエ鎧塚さんの婚約が発表された。
鎧塚さんは人気のパティシエだったため話題になったと思うが、それほど今のスイーツ人気が高い事の証明なのではないだろうか。

スィーツといえば北海道は特に人気が高く、中でもプリンはダントツで激戦区にもなっている。私はツカサネット新聞の中でも多くのスイーツ記事を書いてるほどスイーツ好きで、昨年も富良野市にあるフラノデリスの「ふらの牛乳プリン」をお取り寄せではなくお店に出かけて買いにいったほどだ。

このプリンは昨年の私の取材記事で詳しく紹介しているのでそちらを見ていただきたい。

フラノデリスのふらの牛乳プリン

そんなスィーツ好きな私だが、おいしいプリンの情報はメディアの情報ばかり気にしていたため、先日大事な事実を見落としていた事に気がついた。
昨年、株式会社ナムコが経営するフードテーマパークの「東京デザート王国」と「神戸スイーツハーバー」で行われたプリン・オブ・ザ・イヤー2006「プリンの殿堂」で1位と3位に選ばれたプリンは私の地元旭川のプリンだったのだ。
灯台元暮らしとはこのことか!と思い知らされた。

このコンテストの審査はテーマパークに訪れたお客さんの人気投票である事が私の心に響いた。著名な審査員よりも現実的な結果だと確信し、1年近くたったがすぐさまプリンを購入しにでかけた。

勿体ぶってなかなかプリンの名前を出さなかったが、3位に選ばれたのは旭川市神居(かむい)にあるパプリンの「旭山プリン」、輝く1位に選ばれたのが同市旭町にあるエチュード洋菓子店の「ひよこのお昼ねプリン」。

まずは3位の「旭山プリン」
最近のプリンの傾向なのだろうか、クリーミーなのに甘すぎず大人な味わいである。バニラを選んだせいか、ふらの牛乳プリンのようにバニラ風味が強い。バニラ好きにはオススメ。食感もふらの牛乳プリンほど柔らかくはなくほどよい弾力がある。といってもプリっとした食感ではなく今時のプリンだ。
名前でもあるように人気の旭山動物園でも売ってるプリンなので機会があれば味わってほしい。

そして1位の「ひよこのお昼ねプリン」
柔らかすぎると食べにくい傾向があるがこのプリンもほどよい柔らかさで食べやすい。こちらはバニラ風味はあまりしない。そのせいかクリーミーで「旭山プリン」よりも甘いのだが、老若男女誰でもおいしくいただける味になっている。その結果がプリン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた要因なのかもしれない。
(さらにデザート・オブ・ザ・イヤー2006でも2位を獲得。プリンではトップ。)

もちろんどちらも原材料にこだわり地元産を使用している。
北海道でプリン激戦区で尚かつおいしいのは酪農王国北海道らしく原材料となる質の高い新鮮な生乳が身近に手に入る環境があるからだろう。さらに北海道じゃらんが北海道の牛乳消費を目的に白いプリンを北海道名物にと企画推進していることも一因にあるのではないだろうか。

それにしても最近のプリンはレベルが高い。
このままだと私もプリンの食べ過ぎでプリン体になってしまいそうで怖い・・・


エチュード洋菓子店
北海道旭川市旭町1条9丁目689番地23
TEL:0166-54-7899

ぱぷりん パン&プリンの店
北海道旭川市神居3条11丁目1-5
TEL:0166-63-6331





(記者:こぐま)

■写真
写真撮影:こぐま記者

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