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2007年12月02日(日) 01時18分

日中ハイレベル経済対話 地球温暖化対策に協力して取り組んでいくことなどで合意フジTV

日本と中国の閣僚が経済問題を幅広く話し合う初めての「日中ハイレベル経済対話」が1日、北京で開かれ、地球温暖化対策に協力して取り組んでいくことなどで合意した。
経済を中心に交流が深まる日中関係を象徴するように、対話には、日中あわせて13の閣僚が出席し、意見を交わした。
高村正彦外相は「日中ハイレベル経済対話は、成功裏に終わることができました」と述べた。
対話には、日本から高村外相をはじめ、経済産業、環境など6閣僚が、中国からは、関係7閣僚が出席した。
これだけ多数の閣僚が一堂に集まる大規模な会合は、20年ぶりとなる。
環境問題では、エネルギー消費が大きい中国の鉄工業などに日本の技術を提供し、温暖化効果ガスを削減することで、日中共同で地球温暖化対策に取り組んでいくことで合意した。
鴨下一郎環境相は「中国の国内のですね、公害あるいは大気汚染。これは他国の話じゃなくて、日本の話でもあるわけですから、トータルで解決していく」と述べた。
そのほか、知的財産保護の協力や、農業分野の交流を促進させることで合意し、次回の対話を2008年末までに、東京で開くことにしている。
highlow highlow 2007/12/02 01:18

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00122897.html