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2007年12月01日(土) 13時01分

自民、太田氏の推薦見送り決定 3選いっそう困難に産経新聞

 来年1月の大阪府知事選で、自民党府連は1日、現職の太田房江氏(56)の推薦を見送ることを決めた。また、平成12年に党本部が太田氏を推し、府連が別候補を立てた分裂選挙で混乱が生じたことを踏まえ、今回は「党本部との『ねじれ』は絶対に避ける」ことも機関決定した。3日に本部に伝え、党としての方針が決まる。これによって太田知事は支持基盤を失うことになり、本人の意欲にかかわらず、3選出馬はいっそう困難な情勢となってきた。

 この日は府連総務会が開かれ、太田氏以外の候補者については「意見は出なかった。これから選考しなければならない」(中山太郎・府連会長)とした。候補者の選定は府議団が進めており、水面下で調整が続いている。「ねじれ」をなくすことについては「党本部に理解してもらっている」(西野陽・府連政調会長)と説明した。

 一方、民主党府連もこの日常任幹事会を開き、太田氏を推薦せず、独自候補を擁立するとした府議団の決定を了承した。

 渦中の太田知事はこの日午前、現職女性知事5人が地球温暖化の防止対策について「地域と女性」の視点から語り合う「女性知事フォーラム」に出席した。大阪市中央区の大阪商工会議所で開かれた会議には、太田氏のほか、高橋はるみ・北海道、堂本暁子・千葉県、嘉田由紀子・滋賀県、潮谷義子・熊本県の各知事が顔をそろえた。

 各地の温暖化防止の取り組みなどについてパネルディスカッションなどが行われたが、“孤立無援”に追い込まれている府知事選の話題に太田氏が触れることはなかったが、会場を訪れた府民からは「心ここにあらずなのでは」という声も聞かれた。大阪狭山市の無職、山田尭さん(71)は「いろいろ言われているが選挙に出て府民の信を問うのが一番ではないか」と話していた。

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