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2007年10月30日(火) 07時51分

新潟 米の作況指数、3年連続100産経新聞

 新潟県の平成19年産水稲の作況指数は、3年連続で平年並みの100となる見込みであることが、29日発表した農林水産省北陸農政局新潟農政事務所の今月15日現在の調査で分かった。出穂期の猛暑などが影響し、コメの実り具合を示す登熟は3年ぶりに「やや不良」となった。

 作付面積は前年より400ヘクタール増の12万700ヘクタール。作柄は、もみ数が平年に比べてやや多かったが、出穂・開花直後の高温や、8月下旬から9月上旬にかけての日照不足が影響し、登熟は16年以来の「やや不良」となった。このため、10アール当たり収量は前年より2キロ減の539キロと見込んでおり、予想収穫量は前年より200トン減の65万600トンとした。同農政事務所は12月上旬、最終的な作況指数と収穫量を発表する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000034-san-l15