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2007年10月29日(月) 15時52分

丸尾被告に4年6月 八尾の恐喝実刑判決産経新聞

 大阪府八尾市発注の公共工事をめぐり、建設業者から現金100万円を脅し取ったなどとして、恐喝や脅迫などの罪に問われた部落解放同盟大阪府連合会安中支部元相談役、丸尾勇被告(59)に対する判決公判が29日、大阪地裁であった。並木正男裁判官は「同和対策への寄付金名目に金を脅し取った悪質な犯行。同和問題に誤解を生じさせかねない」として懲役4年6月(求刑・懲役7年)を言い渡した。丸尾被告は控訴する方針。

 判決理由で並木裁判官は、「暴力団などとの関係が背景にあり、地域に影響力のある丸尾被告に現金を渡さなければ、排除されると思う建設業者の弱みにつけ込んだ」と指摘。

 一方で、「長年同和問題に取り組み、一定の成果が認められる」などと情状酌量を認めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071029-00000087-san-soci