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2007年10月29日(月) 17時02分

警察情報がネット流出=連絡網など「ウィニー」で−大阪府警時事通信

 大阪府警高槻署地域課の男性警部補(51)の自宅のパソコンから、緊急連絡網などの警察情報がインターネット上に流出していたことが29日、分かった。警部補は府警が禁じているファイル交換ソフト「ウィニー」を使用、一般市民の個人情報も1件含まれていた。
 府警監察室によると、流出したのは警部補が1994年7月から2002年3月までに作成した約200人分の住所録や、同じ係の約50人の緊急連絡網、昇任試験の論文問題など。車上荒らしの被害男性から110番を受けた際の報告書もあり、男性の住所や電話番号が記載されていた。
 警部補のパソコンは24日にコンピューターウイルスに感染し、27日朝にデータが流出。その日のうちに府警に匿名の電話があり発覚した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071029-00000075-jij-soci