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2007年10月28日(日) 00時45分

NOVA前社長らの持ち株比率、9月に急低下読売新聞

 会社更生法の適用を申請した英会話学校大手NOVAの株主構成で、筆頭株主である猿橋(さはし)望前社長と、前社長の関連会社ノヴァ企画(大阪市)の保有比率が大幅に低下していたことが、NOVAがまとめた資料で明らかになった。

 両者の保有比率は9月14日時点で計71・59%だったが、同30日時点では計19・71%へと50ポイント以上も下がっている。

 猿橋氏が運転資金調達のため、保有株をやり取りしたためとみられる。

 NOVAの保全管理人は「(発行済み株式数の約3分の1にあたる)2200万株の不明朗な株の移動があったということは承知している。詳細は調査中」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071027-00000414-yom-bus_all