法務省は25日、茨城県ひたちなか市の水戸少年刑務所の受刑者ら約120人と職員約900人の氏名などの個人情報がインターネットを通じて流出したことを明らかにした。
法務省は情報管理の徹底を図るよう職員に通知した。
流出が確認されたのは1999年から今年4月までに水戸少年刑務所に収容されていた受刑者らの氏名など。同刑務所は現在、未成年者を収容しておらず、法務省の調査では、流出した情報に未成年者の情報は含まれていないという。
同省によると、40歳代の男性刑務官が今年4月下旬ごろ、故障した公用パソコンの会議議事録などの電子データを修復するため、自宅に持ち帰って私物のパソコンに保存。このパソコンがコンピューターウイルスに感染していたという。
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/ryusyutsu/20071026nt0c.htm