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2007年10月26日(金) 22時21分

オウム元幹部・端本悟被告、死刑確定へ…最高裁が上告棄却読売新聞

 坂本堤弁護士一家殺害や松本サリンなど3事件に関与したとして殺人罪などに問われ、1、2審で死刑判決を受けたオウム真理教元幹部・端本悟被告(40)の上告審判決が26日、最高裁第2小法廷であった。

 津野修裁判長は「犯行は組織的、計画的で冷酷、残忍。遺族の処罰感情は厳しく、社会に与えた衝撃や不安も深刻だ」と述べ、端本被告の上告を棄却した。端本被告の死刑が確定する。

 教団による一連の事件で、死刑が確定するのは、松本智津夫(52)、岡崎(宮前に改姓)一明(47)、横山真人(44)の3死刑囚に続き4人目。

 弁護側は「事件当時、松本死刑囚と教団にマインド・コントロールされていた」などと主張し、死刑を回避するよう求めたが、判決は「坂本弁護士に最初に襲いかかり、松本サリン事件ではサリン噴霧車の運転を引き受けるなど、重要な役割を果たしており、死刑はやむを得ない」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000211-yom-soci