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2007年10月26日(金) 22時02分

学校派遣のNOVA講師を契約解除へ 大阪市教委産経新聞

 大阪市は26日、市立の小中高校450校のうち335校にNOVAの外国人講師を派遣する委託契約を解除する方針を決めた。講師が授業をキャンセルするトラブルが急増しており、教育現場に混乱をもたらしているのが理由という。
 市教育委員会によると、市立小学校286校で年6回、中学校42校と高校7校で週1、2回、NOVAの講師が派遣され、英語の授業が行われている。ところが今月19日以降、講師による授業のキャンセルが急増。26日までに小学校で28回、中学校で19回、高校で6回のキャンセルがあり、中にはNOVAに連絡しないまま無断欠勤する講師もいたという。
 市教委は「教育プログラムに穴を開け、児童や生徒に迷惑をかけるわけにはいかない。NOVAから詳しい事情を聴いたうえで、早急に対応したい」としている。

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