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2007年10月26日(金) 01時00分

薬害肝炎問題 舛添厚労相「全力を挙げて1人でも多くの方をお救い申し上げたい」フジTV

薬害肝炎の被害者418人に関する資料が厚生労働省の倉庫に放置されていた問題で、舛添要一厚労相がリスト放置問題について語った。
先日、「1人でも多くの人の命を救うことが大切」と発言した舛添厚労相は、「それはもう、当然のことでね。そこにウイルスがある可能性が高いものを投与された人を捜し出して、一刻も早く告げるっていうのは、当たり前でしょう。どんなに困難な作業であっても、これをやらないといけない。それがそもそも、わたしが政治家になった原点がそうですし、ずっと実は産婦人科の問題、わたしもいろんな経験ありますんで、これを追ってきたんで、フィブリノゲンという言葉は聞いた時に、すぐに何であるかっていうのは、わかりましたしね。そういう思いで、とにかく全力を挙げて、1人でも多くの方を、1人でも一刻でも早く、お救い申し上げたいと思います」と述べた。
さらに、厚労相自らがはっきり謝罪をした理由について、舛添厚労相は「それはね、自分がそういうのを打たれていたら、どう思うんだと。自分の家族だったら、どう思うんだと。そのイマジネーションの欠如というのが、そういうことをね。何で思い至らないのかなと。だからこれは一刻も早く、そういう意味では、告知しないといけない。それはね、5年前はそうじゃなかった。最初の昭和62年(1987年)の時はそうじゃなかったよって言ってもね。しかし、いろんな警告があったわけですから。その段階で迅速に動いていれば、こういうことにならなかった。そういう反省は必要だし、それはやっぱり謝るべきことは、ちゃんと謝らないといけないと思いますね」と話した。
また、症例リストが放置された点について、舛添厚労相は「ですからその時に、わたしが今、申し上げたように、この方に知らせてあげないと。何としても知らせてあげないといけない。それは、いろいろ難しい問題ありますよ。お医者さんが第1次的に言ってくれないといけない。で、副作用の報告書だって、イニシャルで書いてある。だから一般的には、それは皆さん研修を受けてくださいと言っているけど、きめの細かさ、相手のことを思ってやる優しさ、それが欠けていたなという感じがしますね」と述べた。
highlow highlow 2007/10/26 01:00

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