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2007年10月25日(木) 20時52分

兄・興毅が亀田家代表で26日謝罪会見 処分を同時発表サンスポ

亀田一家との会談を終えて会見する金平桂一郎会長=25日、協栄ジム(撮影・今野顕)

亀田一家との会談を終えて会見する金平桂一郎会長=25日、協栄ジム(撮影・今野顕)

亀田一家との会談を終えて会見するさいに頭を下げる金平桂一郎会長=25日、協栄ジム(撮影・今野顕)

亀田一家との会談を終えて会見するさいに頭を下げる金平桂一郎会長=25日、協栄ジム(撮影・今野顕)

 プロボクシング世界戦での反則行為で亀田大毅選手(18)=協栄=らが処分された問題で、協栄ジムの金平桂一郎会長は25日、父でトレーナーの史郎氏、兄の興毅選手(20)と今後についての話し合いを行った。史郎氏は会長が強く求めていた謝罪会見に応じない意向を示し、契約解除となりボクシング界から退くことが確定的となった。

 同日夕方から葛飾区内の亀田一家の自宅で行われた話し合いには、史郎氏と興毅選手が出席。大毅選手は精神的にショックを受けているとし、出席しなかった。金平会長は26日午前9時から興毅選手とともに会見を開き、その場でジムとしての処分をいい渡す。

 金平会長は史郎氏に、今後、謝罪会見を開く意思を尋ねたが、興毅選手が「亀田家の代表として出席します」とこたえたという。史郎氏は出席の意思を示さず、金平会長は「私の考えは『謝罪しなければ業界に残れない』と昨日話した通り。史郎さんは重い決断をしたと解釈した」とした。

 一方、興毅選手は現役続行に強い意欲を見せ、処分を全面的に受け入れる意思を示したといい、大毅選手も謝罪を条件に兄弟2人は協栄ジムに残留する可能性が高くなった。


http://www.sanspo.com/sokuho/071025/sokuho025.html