記事登録
2007年10月25日(木) 06時09分

「比内鶏」偽装問題 行方不明だった社長が4日ぶりに姿を現し、偽装指示を明らかにフジTV

秋田・大館市の食肉加工会社「比内鶏」による比内地鶏偽装問題で、偽装発覚後、行方がわからなくなっていた社長が24日、4日ぶりに姿を現し、偽装を自ら指示していたことを明らかにした。
「比内鶏」の藤原誠一社長(76)は、4日ぶりに姿を現した会見で「どうも、大変ご迷惑をかけました。まいっちまって、死ぬ気で4〜5日さまよいましたけれども、死にきれなくて...舞い戻ったわけです」、「『廃鶏でやりなさい』という指示は、わたしから出ています」などと述べ、偽装について、卵を産みにくくなったほかの鶏を使いながら、比内地鶏の名前を使うことを自ら指示したことを認めた。
さらに、「薫製などは、商品開発の段階から比内地鶏を使用しておらず、採算が合わないので、比内地鶏を使わなかった」と、偽装の理由を明らかにした。
また、比内地鶏を扱う県内の食肉加工会社5社に対して、県による任意調査が行われたが、5社が製造している31品目については、偽装を疑わせるようなものはなかったという。
highlow highlow 2007/10/25 06:09 取材: 秋田テレビ

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00120636.html