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2007年10月25日(木) 20時17分

亀田父の契約解除示唆 兄弟の現役続行は後押し 金平氏朝日新聞

 プロボクシングの世界戦での反則を巡って日本ボクシングコミッション(JBC)からライセンス停止処分を受けた亀田大毅選手(18)と父の史郎トレーナー(42)、厳重戒告処分を受けた長兄の興毅選手(20)に関し、所属先の協栄ジムの金平桂一郎会長は25日、史郎氏との契約解除を示唆した。一方、兄弟の現役続行を後押しする意思も明らかにした。

 金平会長は同日、東京都内の亀田家を訪れ、史郎氏、興毅選手と会談し、ジムとして改めて処分を科す考えを伝えた。内容は26日午前9時から金平会長が興毅選手を伴い発表する。相手への威嚇や反則の指示をした史郎氏について、金平会長は「今後、セコンドにつけることはない」と話し、契約解除が濃厚となった。

 26日の会見に史郎氏が同席しないことについて、同会長は「けじめをつけないということは相当の覚悟があるということ」と、史郎氏がボクシング界から離れる決断を下したことをほのめかした。

 反則の指示をしたと見なされた興毅選手と、反則を繰り返した大毅選手については、「自宅ではなく、ジムに来て練習しなさいと伝えた」とし、協栄ジムでの現役続行を前提とした処分が下される。

http://www.asahi.com/sports/update/1025/TKY200710250388.html