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2007年10月24日(水) 20時56分

金大中事件 福田首相、韓国政府報告書が「組織的拉致」と認めたことに「誠に遺憾」フジTV

福田首相は24日夜、韓国政府の報告書が、1973年のいわゆる「金大中事件」を「組織的拉致」と認めたことについて、「誠に遺憾なこと」と強調した。
福田首相は「公権力の、日本に対する侵害ですよね。そのこと自身は、誠に遺憾なことだと」と述べた。
福田首相は、外務省を通じて韓国政府に遺憾の意を伝え、韓国側の対応を見守る考えを示した。
また日本政府は、当時、韓国側が事情聴取に応じなかったことなどについて、「容疑者の国外逃亡で、時効は中断している」として、今後、捜査への協力を求め、捜査員の派遣などを検討する。
韓国側の報告書では、金大中(キム・デジュン)氏の拉致は、当時の政府情報機関「KCIA」のトップが、日本の韓国大使館に指示した組織的な犯行と結論づけ、当時の朴正熙(パク・チョンヒ)大統領が、暗黙のうちに承認していた可能性があると指摘している。
韓国大統領府は、「過去にこのようなことがあったのは、不幸で遺憾なことだ」としている。
highlow highlow 2007/10/24 20:56

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00120613.html