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2007年10月24日(水) 13時15分

金大中事件 韓国、当時の政府情報機関が組織的に拉致を行ったことを認める報告書発表フジTV

1973年に起きたいわゆる「金大中事件」で、韓国の過去事件真相究明委員会は、当時の政府情報機関が組織的に拉致を行ったことを認める報告書を発表した。
報告書は、金大中(キム・デジュン)氏の拉致は、当時の政府情報機関「KCIA」のトップが、日本の韓国大使館に指示した組織的な犯行と結論づけた。
また当初は、日本の暴力団を使った殺害計画も検討されていたことが明らかになった。
一方、当時の朴正熙(パク・チョンヒ)大統領が、事件に関与していた証拠はないものの、暗黙のうちに承認していた可能性があると指摘している。
韓国の宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商相は、24日午前の会見で「過去にそのような事件があったことは、遺憾なことです」とコメントし、日本政府に対し、謝罪の意を表明している。
一方、町村官房房長官は、午前中の会見で「韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)駐日大使に対し、遺憾の意を明確に表明した。後ほどしかるべき対応があると思っている」と述べた。
highlow highlow 2007/10/24 13:15

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