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2007年10月24日(水) 06時09分

「比内鶏」偽装問題 新たに3品目の偽装判明 県内の比内地鶏扱い会社も緊急調査へフジTV

秋田・大館市の食品加工会社が比内地鶏を偽装していた問題で23日、県による3回目の調査が行われ、さらに3品目でも偽装が行われていたことがわかった。
この問題は、大館市の食品加工会社「株式会社 比内鶏」で、卵を産まなくなった鶏の肉を比内地鶏と偽って、薫製などの商品に加工して販売していたもの。
県は、偽装問題を解明するため、比内鶏の事務所に3回目の立ち入り調査を行ったほか、新たに関連会社の「大館養鶏」で立ち入り調査を行った。
比内鶏社では、これまで23品目の商品のうち、12品目を偽装していたことを明らかにしていたが、県の調査で、「きりたんぽセット」の「つみれ」など、新たに3品目で偽装を行っていたことが明らかになった。
また県は、この2社のほかに匿名で情報が寄せられた大館保健所管内の別の加工会社1社について、比内地鶏の偽装がないかどうか、聞き取り調査を行っているという。
23日の調査結果の報告を受けて、県の対策本部は、24日から県内のほかの比内地鶏を扱う食品加工会社でも、偽装がないか緊急の調査を行うことにした。
highlow highlow 2007/10/24 06:09 取材: 秋田テレビ

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00120565.html