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2007年10月23日(火) 08時01分

FX札幌に業務停止命令発動へ産経新聞

 札幌市の外国為替証拠金取引(FX)業者「エフエックス札幌」(谷康広社長)が債務超過に陥り、顧客に取引の強制決済を通知していたことが分かり、北海道財務局は金融トラブルから消費者を保護するよう定めた金融商品取引法に基づき、22日に同社に業務停止命令を出す方針を決めた。財務局関係者が同日午前、明らかにした。金融庁によると、同法に基づく業務停止命令の発動は初めて。エフエックス札幌は同日、破産手続き開始を札幌地裁に申し立て、同地裁は手続き開始を決定した。負債総額は約23億3280万円。


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