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2007年10月22日(月) 00時00分

揚げ団子ゴロン 「食べるスープ」朝日新聞

 地下2階に“駅チカ催事場”を設けるなど、先月リニューアルしたそごう心斎橋本店の「なにわ食品館」。利用しやすくなったと好評だ。

肉団子とチンゲン菜の中華スープ

 新たにお目見えしたブランドの中で注目は、関西の百貨店への出店は初めてという高槻の総菜店「じゃがいも」。約40種の和洋中の総菜はいずれも無添加で、「一から手作りした」ものばかり。煮物なら、だしをひき、野菜の土を落とすところから、鍋で煮るまで、少量ずつコツコツと人の手で仕上げる。

 一番人気は「肉団子とチンゲン菜の中華スープ」、380円。ベースは鶏ガラとタマネギ、ショウガなどの香味野菜を約5時間煮込んだ上湯スープで、これに大ぶりの揚げ団子がゴロンと3つ、加えてチンゲン菜、春雨などの具がたっぷり。

 「飲む」より「食べる」感覚のボリュームで、「主菜としても存在感十分」と同店の千神康正さん。「家庭ではキノコなど旬の味を追加して楽しむのもおすすめです」

(アサヒ・ファミリー・ニュース社 小池愛)

http://www.asahi.com/kansai/taberu/depa/OSK200710220003.html