中国共産党の政治局常務委員の新人事発表へ 50歳代の若い世代抜てきの見込み（フジTV）
中国の「ポスト胡錦涛」を担う共産党政治局常務委員の新しい人事が、22日午後に発表される。新人事では、50歳代の若い世代が抜てきされる見込み。注目の若い世代の抜てきは、農業改革や、町や村の長経験者など、現場実務を評価した採用となっている。
中国では、5年に1度の共産党大会が21日に閉幕し、22日は、日本時間の正午から人民大会堂で、共産党の最高指導レベル常務委員が、内外メディアにお披露目となる。
最も注目されるのは、遼寧省党書記の李克強氏で、河南省という巨大人口を抱える農業中心の貧しい省で農業政策を推進し、今の遼寧省では、多くの巨大国営企業の経営を建て直した2つの地方経験を買われている。
もう1人の注目は、習近平上海市党書記で、日本でいうところの市町村長から始まり、巨大都市上海市トップまで、地方で1歩1歩階段を上がってきたいわゆるたたき上げの経験を買われている。
政治理念を打ち立てた胡錦涛政権は、2期目では若手重用で、これらを実行に移していく。
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2007/10/22 13:29