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2007年10月19日(金) 11時47分

再出荷や再利用の事実知らず、「赤福」社長が会見読売新聞

 「赤福餅(もち)」の表示偽装問題で、赤福の浜田典保社長(45)は18日深夜、三重県伊勢市内で記者会見し、店頭に売れ残った商品の再出荷や再利用について、「現場の判断」を強調し、経営陣はこうした事実を知らなかったとの弁明を繰り返した。

 浜田社長は再出荷の実態について、「経営側の『商品管理を適正にするように』との意思が行き届かなかった。出荷商品と未出荷商品との区分が現場にはっきりと伝わっていなかった」と述べた。

 報道陣から「現場の社員が勝手にやったということか」と質問が飛ぶと、「現場の責任とは認識していない。(経営者として)知るべきだった。原因を特定して報告したい」とあいまいな表現で答えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071019-00000104-yom-soci