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2007年10月19日(金) 19時49分

少女わいせつ写真、雑誌に投稿の元教頭起訴読売新聞

 札幌市立星置東小学校元教頭の細田孝幸容疑者(54)(札幌市手稲区富丘)による児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件で、細田容疑者が、わいせつ画像などの投稿で10年間に約2300万円もの収入を得ていたことが、道警札幌中央署の調べで分かった。札幌地検は19日、細田容疑者を同法違反(児童買春、児童ポルノ製造)の罪で札幌地裁に起訴した。道警は少なくとも約40人の少女が被害にあったとみて、裏付けが取れ次第、追送検する方針。

 道警の調べで、細田容疑者には総額約1600万円の借金があったことが判明した。このうち約600万円は多数の女性と交際するために借りていた。押収した手帳から、細田容疑者が約60人の女性と交際していたことが分かったが、うち約40人が18歳未満とみている。

 起訴状などによると、細田容疑者は9月21日午後9時ごろ、自分の乗用車の中で、市内の少女(16)に現金6000円を渡し、体を触った。その後、車内で少女にわいせつなポーズをさせてデジタルカメラで撮影した。

 札幌市教委は今月10日、細田容疑者を懲戒免職処分にした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071019i413.htm