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2007年10月18日(木) 20時35分

民主、給油対案で党内協議 前原氏「自衛隊派遣を」朝日新聞

 民主党は18日、国会内で外務防衛部門会議を開き、政府が提出した「補給支援特措法案」の対案について議論した。アフガニスタンに対する民生支援を軸にした意見が大勢を占めたが、自衛隊の派遣や法案化の是非については意見が割れた。小沢代表は同日、浅尾慶一郎「次の内閣」防衛相ら政策担当者と会い、「政権を取ったときに、実効性のある内容にするように」と指示した。

 部門会議では、「与党との違いを明確にするため、民生支援に特化すべきだ」との方向でおおむね一致した。意見が割れた自衛隊の派遣の是非については、前原誠司副代表が「民生支援で文民を派遣するのなら、警護の自衛官をきちんと派遣すべきだ。武器使用基準の問題がでてくるが、しっかり議論すべきだ」と主張した。

 一方、小沢代表が論文で国際治安支援部隊(ISAF)への参加に言及したことに対して、「かえって議論が面倒になった」と不満を漏らす議員もいた。

http://www.asahi.com/politics/update/1018/TKY200710180347.html