記事登録
2007年10月16日(火) 17時04分

安くて美味い!官公庁、グルメ探訪R25

普段あまり行かない場所にある食堂って、妙にワクワクしません? たとえば国や都の公共施設や省庁の職員食堂。どんなメニューがあるのか、気になる! ネットで検索すると、都庁や区役所、裁判所など、一般人でも入場可能な職員食堂の情報は、けっこう出てくる。値段がお手頃なのも魅力的だ。

食べに行くなら、海上自衛隊の「海軍カレー」みたいな名物メニューが食べたい。そこで行き着いたのが、都庁だ。「都庁弁当」「都庁ラーメン」というオリジナルメニューもあるが、どのあたりが都庁?

「お弁当に使われている黒米は、府中で採れたものです。ラーメンは麺が1.5倍増量ですが、開庁当時この辺で一番大きなビルが都庁だったので、ビッグサイズなんです」(東京都庁第1本庁舎32階食堂・支配人)

都庁を制覇したら、次は省庁の食堂に行ってみたい! がしかし省庁は、職員と約束があるなど、何かしら用事がないと中に入れないところがほとんどだった。宮内庁の御料牧場でとれた牛乳や、評判の警視庁のつけめんなど、気になるメニューがあったのにガッカリ…。だがそんなとき、食事目的だけで入れる省を発見! 農林水産省(以下、農水省)は、入館時に身分証を提示するだけで、食堂を利用できるのだ。

農水省の地下には食堂が7つもある。なかでもユニークなのが、第一食堂だ。それぞれのメニューに、使った食材の総合食料自給率と食事バランスガイド(好ましい食事の取り方を促すイラスト)、そしてカロリーが表示されている。自給率は、国内の食料生産アップに関心を抱かせるために表示しているのだとか。今回食した「牛ぎゅうカレー」(ビーフカレーに味付けの牛肉が乗っている)と、毎朝厨房で麺を打つという「米から作った! 豚汁つけめん」の自給率は、各40%と79%だった。

職員食堂とはいえ、都庁も農水省も味のレベルはかなり高し! 近くに立ち寄った際は、ぜひ!
(R25編集部)

「ほかもある一般人も味わえる官公庁グルメ」を見る

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

■「ライフ」に関する過去のイチ押し記事
仕事の効率がグンっとアップするお昼の“うつぶせ寝”はいかが?  (2006.11.02)
松坂投手も取得したがってる「グリーンカード」の実力とは?  (2007.01.05)
猛暑だから覚えておきたい「熱中症」の傾向と対策  (2007.08.09)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071011-00000016-rec_r-ent