記事登録
2007年10月16日(火) 19時29分

司法試験合格者増の見直しの是非、自民調査会が検討を決定読売新聞

 自民党は16日の司法制度調査会(臼井日出男会長)で、2010年度までに司法試験の合格者数を年間3000人程度に増やすとした政府目標の見直しの是非を検討することを決めた。

 政府目標は02年3月に閣議決定。02年度に1183人だった合格者数は06年度に1558人に増え、今年度は約2100人を見込んでいる。

 しかし、法曹関係者からは「合格者数が多すぎると弁護士の過当競争が起きる」などの反対意見が出ており、鳩山法相も「3000人は多過ぎる」などと発言した経緯がある。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071016ia21.htm