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2007年10月13日(土) 12時01分

赤福、1月に偽装一部中止 「不二家」の不正発覚後東京新聞

 老舗和菓子メーカー「赤福」(三重県伊勢市)が商品の製造日を偽装していた問題で、大手菓子メーカー「不二家」による期限切れ原料の使用が報道され、問題化した1月下旬、偽装の一部を中止していたことが13日、分かった。

 赤福の浜田典保社長は12日の記者会見で、偽装の一部中止を認めたが、不二家の問題との関連は否定していた。農水省は、赤福が違法性を認識していた可能性もあるとみている。

 同社によると、工場から配送車で各販売店舗に出荷した製品のうち、工場に戻ってきた残り分について、1月27日以降、偽装を中止。

 同社は配送車の残り分と工場から当日出荷されなかった商品を、冷凍庫で最大2週間保管した後に解凍、解凍日の日付を製造日として記載し直して再出荷する手口で偽装を行っていた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007101301000180.html