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2007年10月12日(金) 22時22分

「最後の大物仕手筋」を逮捕 大阪地検特捜部産経新聞

 ジャスダック上場の旧南野建設(現A・Cホールディングス)の株価を不当につり上げたとして、大阪地検特捜部は12日、証券取引法違反(相場操縦)の疑いで投資アドバイザー、西田晴夫(はれお)容疑者(57)=大阪市=を逮捕、投資会社役員、谷口豊容疑者(51)=東京都港区=を再逮捕した。

 証券取引等監視委員会が平成17年3月に強制調査に乗り出してから約2年半で、時効目前の逮捕となった。

 特捜部の調べでは、西田容疑者らは平成14年11月下旬から12月中旬にかけ、南野建設株について、売りと買いの注文を同時に出す仮装売買などの手法で株価をつり上げた疑い。西田容疑者らは複数の他人名義を使って取引を行っていたという。両容疑者は容疑を認めている。

 南野建設株は14年11月中旬には100円前後で推移していたが、12月13日に一時350円を付けるなど、乱高下しながら急騰。特捜部は、この間に西田容疑者らが株を高値で売り抜けて巨額の利益を得た疑いが強いとみて追及する。

 特捜部は先月、西田容疑者と関係が深いとされる谷口容疑者を、ジャスダック上場のIT関連会社株の株価操作容疑で逮捕、捜査を進めていた。

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