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2007年10月09日(火) 22時55分

ガス点検記録1万件ねつ造、LP販売大手に契約停止処分読売新聞

 LPガス販売大手「グロリアガス」(東京都千代田区)がガス設備の点検を実施したように約1万件の記録を捏造(ねつぞう)するなどしていたことがわかり、経済産業省原子力安全・保安院は9日、同社の関東、東北、九州の各支社に6〜3か月間、新規契約締結の停止を命じる行政処分を出した。

 液化石油ガス法では、契約時と4年に1度以上、ガス漏れの有無や風呂釜などの燃焼機器に正常な圧力でガスが供給されているかなどの点検を義務付けているが、同社は2004年4月〜今年6月、計約6300戸でLPガスの契約時の点検を怠っていた。

 法定点検を実施していなかった戸数は、この約6300戸を含む計約1万5400戸に上り、同社ではこのうち計約1万戸分について点検記録を捏造。さらに計約4300戸には、緊急時に保安業務を行う業者の連絡先などを記した書面も交付していなかった。

 同社は、三井液化ガスの100%子会社で、全国約13万5000戸にLPガスを供給している。同社は、保安院が指摘した違反事実をすべて認めた上で、「処分を真摯(しんし)に受け止めるとともに、お客様にご迷惑をおかけしたことを深く心からおわび申し上げます」とするコメントを出した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071009i316.htm