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2007年10月08日(月) 21時05分

首相トップに閣僚会議 年金記録不備問題で東京新聞

 舛添要一厚生労働相は8日夕、基礎年金番号に統合されていない記録約5000万件の照合、通知作業などについて「政府の総力を挙げて取り組むべき課題だ」と強調、福田康夫首相をトップにした年金記録不備問題に関する関係閣僚会議を新設し、政府の取り組みを強化する考えを示した。

 国際会議出席のため訪れた京都市内で記者団の質問に答えた。

 福田首相は来年3月までに照合、通知を行うとの安倍政権の方針を引き継ぐ方針だが、約5000万件のうち約524万件の記録に氏名が入力されていないことが判明。今後も作業の難航が予想されることから、内閣を挙げた取り組みが不可欠と判断した。

 舛添氏は早ければ9日にも首相や町村信孝官房長官と最終調整を図り、月内に初会合を開きたい考え。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007100801000483.html