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2007年10月07日(日) 19時18分

首相、英語で初スピーチ 会議で“国際派”アピール東京新聞

 福田康夫首相は7日、京都市で開かれた「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」の開会式に出席し、英語でスピーチした。世界全体の温室効果ガス排出量を2050年までに半減するという「美しい星50」構想を紹介。「日本としてもリーダーシップを発揮したい」と意欲を示し“国際派”ぶりをアピールしてみせた。

 英国に留学した経験がある小泉純一郎元首相はしばしば、外遊先などで英語のスピーチを披露。福田首相も石油会社のサラリーマンとして2年間、米国に駐在した経験があるが、英語でのスピーチは就任後初めて。

 事前に自ら原稿に筆を入れるなど意気込んで臨んだ首相は、終始緊張した表情。途中で何度か詰まったものの、約6分間のあいさつを無難に乗り切り、会場から拍手を浴びていた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007100701000303.html