６日午後４時３５分ごろ、栃木県藤岡町内野の渡良瀬遊水地で、ヘリコプターからスカイダイビングをしていた東京都江戸川区松本、デザイナー今達郎さん（３８）が着地に失敗し、病院に運ばれた。今さんは６日午後１１時２０分ごろ、出血性ショックで死亡した。
藤岡署によると、今さんは上空約３８００メートルのヘリから斜め方向に降下する練習をしていたところ、足から着地できずにうつぶせの状態で地面に落下、顔を強く打った。パラシュートは開いていたが、操作ミスで前方に体のバランスを崩し、落下速度も落とせなかったとみられる。
今さんは約５００回の降下経験があるベテランで、愛好会「スカイダイブ藤岡」に所属。午前９時ごろからメンバー約４０人と降下の練習をしていた。