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2007年10月07日(日) 18時25分

<裁判ミス>千葉地裁松戸支部が非公開で弁論 審理差し戻し毎日新聞

 千葉地裁松戸支部(千葉県松戸市岩瀬)の納谷肇裁判官(53)が昨年12月、ミスから口頭弁論を公開せずに結審して民事訴訟の判決を言い渡していたことが分かった。原告側は控訴審で訴訟手続きの違法性を主張。東京高裁判決(今年5月)は主張を認め、「憲法に定める公開の原則に反する」などとして審理を差し戻した。千葉地裁(中山隆夫所長)は近く、納谷裁判官を処分する方針。
 地主が借地人に貸借契約の更新料約269万円の支払いを求めた訴訟。高裁判決などによると、納谷裁判官は昨年12月21日、双方の代理人と地裁同支部で弁論準備手続きを非公開で終え、公開法廷の表示や傍聴席を用意しないまま同じ部屋で第2回口頭弁論を開いた。書記官も同席させず、後で書記官に調書作成を指示。今年1月、請求棄却の判決を言い渡した。
 千葉地裁総務課は「手続きミスで意図的なものではなかった」としている。【寺田剛】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071007-00000015-mai-soci