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2007年10月06日(土) 16時55分

簡易メールの架空請求増加 「無視して」注意呼び掛け東京新聞

 携帯電話の電話番号をあて先にする「簡易メール」を使った架空請求の相談や苦情が相次いでいることが6日、東京都消費生活総合センターの調査で分かった。

 送信元が無作為に電話番号を選び出し、メールを送信しているとみられ、センターは「無視してほしい」と注意を呼びかけている。

 手口は「総合情報サイトの利用料が未納です」といった内容のメールを送信。携帯電話の持ち主がメールに記された電話番号に連絡すると支払いを要求する。

 実際に2万5000円を振り込むと「ほかにも見つかった。預金分の金額で和解する」と再度連絡を受け、約59万円を支払ったケースもあった。また「払わないと第三者を介入させる」とする事例もあった。

 今年4月ごろから相談が増え、6月は238件に増加。7月は220件、8月は320件となっている。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007100601000352.html