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2007年10月06日(土) 07時22分

時津風部屋力士急死問題 日本相撲協会、緊急理事会を開き時津風親方を解雇処分にフジTV

大相撲の時津風部屋の力士が、けいこ後に死亡した問題で、日本相撲協会は5日、緊急理事会を開き、時津風親方を解雇処分とした。
5日午後2時すぎ、北の湖理事長は「時津風こと、山本順一氏を本日(5日)解雇する旨、満場一致で決まりました」、「(解雇の理由として)なんといっても一番大事なのは、現在は相撲協会の信用を失墜したということ」と話した。
6月下旬、時津風部屋の力士・時太山こと斉藤 俊さん(当時17)がけいこ後に死亡した問題で5日、日本相撲協会は、緊急理事会を開き、協会の信用を失墜させたなどとして、師匠の時津風親方(57)を満場一致で解雇処分とした。
また、北の湖理事長を含む理事らは、自主的に減俸処分を申し出、了承された一方、斉藤さんに暴行を加えたとされる力士への処分は、愛知県警の捜査結果を待つとして保留された。
時津風部屋の継承者については、9日までに決まり、相撲協会に伝えられるという。
理事会終了後、伊勢ノ海理事は、監督官庁の文部科学省に報告を行い、渡海 紀三朗文部科学相は、「相撲という国技の権威回復をお願いしたい」などと応じた。
時津風部屋付き親方の錦島親方は「(時津風親方は?)すぐ自室に倒れるように寝込んでいます。血圧高いですから、脳梗塞(こうそく)やってますので、顔が青ざめてます」と話した。
時津風親方は5日夜、「わたしは、この決定を真摯(しんし)に受け止めております」、「故斉藤 俊さまのご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、ご両親並びにご親族の皆様さまに対し、衷心よりおわび申し上げます」などとするコメントを発表した。
一方、斉藤さんの父・正人さんは、今回の処分決定について、弁護士を通じ、「現時点では捜査を見守っている段階です」などとコメントしている。
highlow highlow 2007/10/06 07:22

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